陣馬・景信・高尾縦走!

 
 以前から気になっていた、山頂に白い馬のある山・陣馬山に行ってみた。 陣馬だけではちょっと物足りなさそうなので明王峠〜景信山〜小仏峠〜高尾山と縦走コースを取ることに。 丹沢で鍛えた俺ならば大丈夫だろう!


朝8:30に陣馬高原下バス停を出発し、新ハイキングコースで陣馬山へ。 気温が低いので肌寒いが、登るにはむしろちょうど良い。 登山道はずっと針葉樹林の中で眺望も効かずいまいち。 積極的に飛ばし55分で山頂へ到着。まだ朝なので空気が澄んでおり眺望は素晴らしかった。


 
ところが、山頂で電池が切れ、入れ替えた電池は昨日から充電したばっかりのはずなのになぜか電池切れの表示が出て撮影が続行できなくなってしまった。
 
仕方なく撮影を切り上げて景信山へ。 景信山まではあまりアップダウンが無く走りたくなるような歩きやすい登山道だ。 景信山は山頂が広く茶店、ベンチが充実しているが、平日の早い時間なら絶景を独り占めできる。
カメラのスイッチを入れなおしてみたら今度は普通に撮影できた。どうなってんだこりゃ。


景信山の眺望。 ここでごはんにするのがお勧め。
 
 景信山からの下りでルートを間違え、小仏峠へ向かうつもりが小仏バス停や小下差のほうへ降りる道に行ってしまう。 小学生の遠足児童がこの道を上がってきており、良く確認しないでこっちに降りてしまったがゆえの敗因だった。
 
途中で気付きはしたのだが、いい加減かなり下ってしまい景信に登り返すのも面倒だったので一旦小仏バス停のほうに降り、そこから林道経由で小仏峠に上り返したのだがこれが大失敗。 はるかに遠回りで景信に登り返したほうがマシだったのだが知る由も無い。
 
 一旦、「小仏バス停から降りちゃおっかな」などと思ったが、あまりにも安易過ぎるので心に鞭を振るって却下。 しかし無駄足と思うと余計に疲労も増すもので、林道を登ってる途中に足がピキピキしてきた。 ルートのきつさで言えば丹沢のほうが遥かに厳しいはずなのだが・・・。
 
 それでもなんとか小仏峠に到着。 


 
さらに進み小仏城山へ。 眺望もよく、解放感あふれるよい山頂だと思います。茶店なめこ汁やおでんが食いたいが我慢我慢。 ちなみに今日はへまが重なる日で、行動記録を記入する測量野帖と行動食の甘納豆をすっかり忘れていたのだった。コンビニおにぎりを買ったからいいようなものの、ミニようかんとカロリーバランス、エナジーゼリー各1個だけでは足りなくなるところだった。
 

 城山からの下りでそろそろ膝がやばくなる。丹沢ではこうなってから2時間近くエゲツナイ下りがあり完全にパンクしてしまったのだが、よりによってここでも膝に来る階段が多いのだ。それでも一丁平で丹沢を眺め、「俺はあそこの丹沢山までピストンしたんだ!」と心を奮い立たせ、

一丁平から丹沢を望む。絶景!
 

なんとかPM 2:12に高尾山頂到着。小仏でのミスが無ければもう下山してる途中のはずなんだけど・・・。山頂は平日でも大賑わい。 外人さんに加えどうみても山に登るカッコではない人が多いのは途中までケーブルカーで来れる恩恵ゆえか。  


 
事。それも時には碌に足ごしらえもしてない、リュックではなく手提げ鞄のようなずさんな装備の人が少なからず居るのだ。いくら低山と言っても暗くなったら根っこに足はとられるし、気温も下がるし、あまり褒められた事ではないと思うのだが。下山はケーブルカーに頼るのかもしれないが・・・。

なんとなく釈然としない思いを抱えつつ、PM 3:41にケーブル駅に到着、お土産屋を冷やかしつつ駅へ向かった。 ミシュランのおかげか知らないが、昔に比べて駅からここまでの通りがずいぶん賑やかになったような。
 
そうそう分倍河原の乗り換えのときに気付いたのだが、膝はやっぱりパンクしていた。
 

タイムライン
8:30 陣馬高原下バス停発
9:25 陣馬山山頂   9:45発
10:15 明王
11:20 景信山山頂
12:56 小仏峠
13:14 小仏城山
13:40 一丁平
14:15 高尾山山頂
15:28 琵琶滝
15:50 高尾山口駅
 
服装
サウスフィールド・ジップアップロングT
イグニオ・スゴ涼感メッシュT
ユニクロ・カーゴハーフパンツ
ティゴラ・コンプレッションインナー
 
装備
リュック・ドイター
ストック・サウスフィールド
レインウェア
ウィンドブレーカー
地図
カメラ
救急セット
GPSロガー
食料 おにぎり2 ミニようかん、カロリーバランス、エナジーゼリー各1 塩サポキャンディー
飲料 倍に薄めたスポーツドリンク1リットル