目黒寄生虫館

寄生虫館に行って参りました。

いや〜高校生のときに話を聞いて行ってみよと思いつつ、
後回しにしたまま早15年。ようやく忘れ物をとり返した気分です。

目黒駅から権乃介坂を下ること徒歩十分、
おお、綺麗な建物ではないですか!!
目黒寄生虫館

入ってみると思いのほか地味で、こじんまりとしていますが
展示物はやはり、強烈

いきなりこんなのが。↓

kame.jpg

ムビョヘーと悲鳴を上げつつ二階に駆け上がると、
あったあったありましたよ!
あの有名なアクリル板入りサナダムシ!!
親切にも横に同サイズの紐が置いててキモさも
倍増。ウヒヒヒヒ

迫力満点なのはイルカや鯨に寄生したアニサキス・・・・でけぇ。
人間の胃ではこうはならん。

イルカの胃

 つい数十年前まで甲府盆地の風土病だった日本住血吸虫と
中間宿主のカタヤマガイの現物はやや身近なだけあって、地味ながらも妙な圧迫感がある。 だって、カタヤマガイなんてタニシやらモノアラガイの親戚みたいなやつだもんねえ。

 この日本住血吸虫の研究〜カタヤマガイの発見〜撲滅のプロセスを記した文芸春秋社のドキュメント「死の貝」(絶版)が出版物ブースに!!当然ここに居座り、1時間かけて読破。ついでにお土産の絵葉書を購入。 横では外人の女性がオイラが買った絵葉書と同じのを探して騒いでいた。

それにしても気になったのが、天気の良い土曜日の休日というのにここに来ていた見学者の殆どが2〜30代と思しき女性(美女多し)だったということだ。あと、若いカップル。 こんな気分の良い日に寄生虫館に若い女性が詰め掛けるという今の日本の現状に若干の不安を覚えてしまうね。

ま、こんなバカ↓の将来のほうがもっと心配ですけど。
さなだ虫