三崎でぽん!

 どういうわけか自分の休みに悪天候が重なった為にヒキコモリ同然の休みを送っていたが、ようやく好天に恵まれ外に出ることができた。 本日は釣り!

 場所は初めての三崎漁港・三協製氷所前である。  初めてといっても何度か城ヶ島の冷凍庫前で釣っているから対岸側に移動しただけなのだが、まあそれでも初めての釣り場というのは緊張するものだ。行ってみたら「釣り禁止」なんて看板立ってるところだってあるし。

  三崎口駅から城ヶ島行きバスの途中にある「椿の御所」を降りて北条湾の海沿いにちょっと行った所に三協製氷所はあるのだが、思いのほか広々としていいところだ。

 車の転落防止のためか、車止めのほかに鉄パイプを組んだ簡易ガードレールのような物が設置されており、竿掛けに使えるのが嬉しい(つーか、持って来たの無駄になっちゃうな)。ただ、車止めは従来のものより奥行きの厚みが無く、自動餌付け器が固定できないのが惜しい所だ。   

 平日のせいか釣り人もそれほど多くなく、ゆったり釣れそうであった。 混み過ぎるとオマツリしやすいし、全く居ないとそれで不安になるからね。

 まずは投げ仕掛けを入れてみたのだがイマイチ反応が薄い。 サブの万能竿にこの間作ったぶっこみプラカゴを使ったサビキを入れたのだが、あろうことかスチロール玉の浮力が強すぎ、沈んでいかないという間抜けな事態になってしまった。

 しょーがないので投げ釣り一本に絞ったのだが、餌盗りが多いのか、あっという間に餌だけがなくなる。隣を見るとチョコチョコカワハギが来ているので恐らくエサドロボーの犯人はコイツであろう。  柔らかい竿ならいいのだが、投げで使うダイワ・サーフパワーは大変硬いので、カワハギの微妙なアタリなんかは殆どわからない(実はシロギスやメゴチのアタリもほとんどワカラナイ)。アタリらしいアタリもないのでいつの間にか竿がトンボさん休憩所と化してしまった。


 tombo.jpg


 とにかく置き竿にしているとエサばかり消耗してしまうのでこまめにサビいていると、アタリがないのに急に重くなったりする。 何じゃと思って巻き上げると・・・・

 イイダコ

たこでーす
  

 この後もどういうわけか周りではカワハギが来てるのに、おいらにはイイダコが再びやってきて、ウネウネと触手を動かしてくれた。

 魚はといえば20cmを筆頭にメゴチ4尾、サビハゼ2尾、オジサン1尾というちょっと情けない釣果であった。 硬い竿ではチビ魚のアタリがわからないので柔らかめの万能竿に切り替えたのだが時既に遅し。

 餌が無くなるまで、と粘っているうちに6時を廻り周りは真っ暗。もはや何処へ投げてんのかわかんない状態だし、常夜灯があるとはいえヘッドランプなしではエサ付けも覚束ないので、ハリスを一本切られたのを期に納竿とした。 

三協製氷所前・夜景