坊主三度目 いよいよ和尚か?

 ボウズが常態化してきました。
 さすがに2連続となる堪えるなぁ・・・。

 この日は友人と誘い合わせて(オイラだけ先に入釣)横浜うみかぜ公園へ。

 前日の天気予報、「穏やかな晴れ」を信用して行ったのだが、到着するとイガグリカットしたオイラの頭を苛めるかのような寒風が吹き荒び、会場は白波。おいおいおい、風強いじゃん!

 ・・・あれ?というか、前もこんなことあったような・・・。

 右端の石積みブロック帯で秘密兵器「風神玉」を使ってメバルでも狙おうかと思ったのだが、風に押し返されるは流されるわでまるで釣りにならない。

 仕方なくブラーや遊動パイプ天秤を使って真下を攻めてみたのだが、砂糖に群がる蟻のごとく押し寄せるコッパタナゴやキュウセンの気配もしない。どうなってんだ。

 投げようにも底荒れしているのか飛距離が伸びないせいか、周囲は一投ごとに根がかりする状況。オイラも一発で遊動フロート天秤とテーパーラインをパァにしやる気をそがれる。

 そんなところにフラフラと友人が現れたので一服することにした。コンロでラーメンを作り、猿島を眺めつつ啜り上げ、「ココは駄目だから場所変えね」


 さて三崎口駅を降りてから、油壺か三崎か城ヶ島、一番先に来たバスの行き先に任せるというとんでもなく行き当たりばったりな姿勢で臨んでいたのだが、やって来たバスは油壺行き。

 油壺に到着すると、まあ、雑誌で警告されてはいたのだが、かなり困った状況だった。

 春先の海藻(ヒジキ、カジメ、アラメ、オオバモク、イソモクetc、何が何やらワケワカメ)大発生でポイントが極端に狭くなっているのである。こういうときは精密なピンポイントキャスティングが求められるのだが、どこに飛んでくかわからんオイラのキャスティングでは望むべくもなし。

  海藻帯をなんとか越えたと思ったらアマモ場につっこんじゃったりで二進も三進も行かなくなってしまった。なんか重さを感じてあげてみたら毎度おなじみのお星様。
またかよ・・・
 おまけに安物を使っていたせいか、サブの竿を投げた拍子に4号ラインが破断。遊動パイプ天秤がどっかへ飛んでいってしまった。

 結局この日は10号ジェット、15号フロート、遊動パイプの天秤3つとブラー一個をロストし釣果ゼロ、という過去最悪の結果になってしまった。ああ、お魚さんはどこへ・・・・。