やっと釣れた!(2)

いわし

三春町岸壁はここ数ヶ月イワシがいいらしく平日でもそこそこの人出。
 ただ、岸壁のすぐ後ろが交通量のワリと多い道路(国道の裏道になっている)なのと、それに加えてつり座周辺でマンション建設工事をやっていて、しょっ中工事車両が出入りするのでちょっと落ち着かない。

 そんな中、万能3m竿に投げサビキを、コンパクトロッドにワカサギ仕掛け転用トリックサビキで釣り開始。
 
 トリックサビキのほうは案の定ウミタナゴが元気一杯でやってきたが、今日は根拠も無く自信満々だったので、でかいのだけをキープし半分以上をリリース。 何故か律儀に掛かってきたチビメバルも2尾ともリリース。

 うみかぜ公園久里浜でさんざ掛かったのでいい加減感動もしないと思ったのだが、どういうわけかここのウミタナゴはデップリ肥えており、うち2尾ほどは普段うみかぜ公園で掛かるヤツの2倍くらいの大きさだったので思わずニヤリ。


 さて投げサビキはうんともすんとも言わないのだが数十m離れた所で投げサビキやってる地元の子供がカタクチイワシを掛け始めた。 ちょっと焦っていると、こっちに何故かはぐれ豆アジ(通称ジンタ)が一尾だけ。

 考えてみりゃ釣りを再開して以来、ちゃんと上げた初のアジなのでチビとはいえ思わず感動。カタクチイワシより先に来たのでなんとなく驚いていると、5時半過ぎからついにカタクチイワシが開始。 投げサビキのほうは巻き上げの際のスレ掛りだったので、ウキ下が長すぎ(4mくらいにしてた)と判断。 一気に1mちょっとにすると、ついに投げサビキでも一荷。 しかしこの一荷でこんがらがってしまったので手返しが悪くなると判断し、投げサビキをやめ、コンパクトロッドのトリック一本に絞った。 


 トリックサビキではさっきまでのウミタナゴが何処に消えたか、アジとカタクチイワシだけが交互にやってきて、結局1時間ちょっとの間にイワシ14尾と豆アジ6尾を上げる事が出来た。 靴やリュックにしょっ中仕掛けを引っ掛けてダメにしてしまい手返しが悪くなったのと、暗くなって続行不可能になってしまったのでバカ釣れとは行かなかったが、退屈するほど間をおかずヒットし続けたので概ね満足だ。

 どういうワケか10mほど離れた両隣はまったく釣れていず誇り高いような申し訳ないような複雑な気持ち。

 釣れた魚は最初空揚げにでもしようと思ったが、一尾は刺身にして喰ってしまい(旨かった)、残りは全て丸干しにすることにした。おいしいつまみになってくれることだろう。

一夜干し