スーパーサイズ・ミー

久々に映画館に行った。 前回見た映画が自転車アニメ、「茄子 -アンダルシアの風-」 その前が「猟奇的彼女」だから、オイラが映画館に行くというのは本当に珍しいことだ。

で、見たよ見たよ「スーパーサイズ ミー」

マクドナルドは余り人間の食いもんじゃないっと思ってるから、
食いすぎて肥満になったじゃねえかどうしてくれる裁判とか冷ややかな目で見ていたが、

俺の認識が甘かった。


 アメリカは日本の公立小学校のように給食は無く、あっても給食業者がチルドのジャンクフード、親も子供の頃からジャンクフードを食わせているという状況では、「食わなきゃいいじゃん」などというのは的外れな批判だろう。 
 
 オイラの子供の頃を省みると、外食なんて年に数えるほど、東邦生命ビルにある東天紅へ・・・ってのしか覚えてない。 
 オイラのファストフード嫌いはこのおかげなんだね、お父さんお母さんありがとう。
 

 早い話、冷静な判断力がつく前に北京ダックかフォアグラのアヒル、不穏当な表現をすれば「シャブ中」にされているのと同じ(実際中毒作用も指摘されているようだ)なのだ。

 健全な体を作るべき小学校の給食でも外食産業が猖蕨を極めている(中には栄養士が起した会社のような良心的な部分があるが)のは恐ろしいとしか言いようが無い。
 
 日本でも自由化だの、効率化だのといって効率の小中学校の給食を廃止とか、完全民営化とか言い出したら要注意だな。