三浦湘南をぐるりと

  
 本日は浅間尾根に行く予定であった。
 しかし、一つの懸念があった。

 「この時期の奥多摩とか檜原って花粉凄いんじゃね??」

 自分は今のところ花粉症は患っていないのだが、無思慮にクンカクンカと花粉排ガスその他を吸収していたらそのうち発症してきそうである。一度こういうネガティブイメージが浮かぶともう駄目で、行く気が失せてしまった。

 あまりに花粉の飛散量が凄まじそうな山はもうちょっと後回しでいいだろう、こっちより植物の動きは1〜2週間遅れる山間部の事、どうせまだ新緑の芽も吹いてないだろうし・・・・ってことで、いつもと同じく海へ向かう事にした。

 本日のコースは以前ギョサンを買いにいこうとして失敗した(ぼんやりしてコースアウトしてしまった)三浦ショートカット周回コースである。

 横浜→金沢八景→田浦→横須賀→横須賀中央−(県道26号)→衣笠→武山→秋谷→葉山→逗子→鎌倉・江ノ島・・・

というやつ。
今日は前回の失敗を繰り返さぬよう、分岐のちょっと手前の汐入で地図確認をしたのでミスることなく正しいコースを行く事ができた。

が、この県道26号はのどかな田園風景の三浦市とは違い、いまひとつ冴えない景色が続いており、正直面白くない。自転車乗りとしては三浦西岸の「オイシイトコロ」(秋谷〜葉山)に手っ取り早く向かうためだけのショートカットルート以上の意味は見出せない。


 さて、家を出るときから気づいていたのだが、今日は晴れといっても花粉なのか黄砂なのか薄ぼんやりした幕が掛かっているかのような空模様で、いまひとつ「スカッ」としていない。もうちょっと空が抜けていれば気分は最高なのだけどやや不完全燃焼といった趣。

 それでもやはり海の展望が開ける秋谷あたりまで来ると気分が沸き立つ。
先日山に登った際に食糧を買い込んだコンビニでジャムパンとプリンとバナナミルクという糖分過多の補給食を摂取したのち、再び北上。


 土曜日にしては比較的ましではあったが、やはり逗子より先からは渋滞がひどい。


何時来てもステキな真名瀬漁港



 いつものルートを快調に飛ばし、江ノ島白灯堤防に向かう。材木座海岸では凧と鯉幟の競演。

今日は天気が良い事もあってさすがに満員だったが、釣果のほうは悲惨だったようだ。

 帰りがけにCome Va?でお土産のパンを購入したのち家へと向かう。

 今日は家を出た直後には死亡事故現場を見てしまうし(遺族らしい人が花を手向けていた)、途中の横浜ではド派手な追突事故を目撃、江ノ島大橋のまん前にある江ノ島ビュータワー前ではまさに他のサイクリストが事故って取調べ中・・・と災難を大量に目撃したので何時に無くビビリが入りながら帰宅したのでした。安全第一!



本日の走行距離 131.71km